ATACカンファレンス2014京都のご案内
2014.09.30 |Category …ぶつぶつ・・・
__________________________________________________________
★ATACカンファレンス2014京都のご案内(転載自由です)★
ATAC(エイタック)カンファレンスは1996年にスタートした,
支援技術とコミュニケーション技術に関するセミナーを中心とした会です。
__________________________________________________________
◆今年のATACカンファレンスのテーマは「一緒である意味」
学校や社会の中でインクルージョンが進む中,どうすればよいか分からない問題が生じてきています。この問題は,福祉や特別支援教育に従事する人だけでなく,小中学校や高等学校・大学などの高等教育機関・一般の会社にも関わっています。多くの人達と比べ, ちょっとだけ人よりこだわりがある,注意があちこちに飛ぶ,突発的に動い てしまう,思ったことを口に出してしまう,協調しない,怒る,泣く,意志をつらぬく,ちょっとだけ人と違う道具を使っている,休む間隔が違う,形がちがう。それは,本当にちょっとした違いなのですが,私達はその違いに戸惑い,コミュニケーションがぎくしゃくしたりオーバーになったりします。同時に,重度の障害のある人たちの学びや生活もその中で考えていく必要があります。
ATACカンファレンスは,教室の中,会社の中,施設の中,グループの中でどうしていいのか悩む人たちにとって有用な考え方や技術,また様々な情報を提供できる会であり,多くの方々にお役に立てると信じています。講演・展示・セミナー・研究や実践発表を通じて多くのことを学んで下さい。
ATACカンファレス2014 京都 「一緒である意味」
~電子情報支援技術(e-AT)と
コミュニケーション支援技術(AAC)に関するカンファレンス~
・日時:2014年12月5日(金)- 12月7日(日)
・場所:京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)
・参加費:プリカンファレンス(12月5日)10,000円
メインカンファレンス(12月6-7日)12,000円
(★10月20日までの事前申し込み特別割引料金)
詳しくは以下のホームページを参照ください。
http://www.e-at.org/atac/2014_12/index.html
◇◇◇ プリカンファレンス 5日(金) 全8コース【定員各40名】◇◇◇
・「AAC(障害のある人とのコミュニケーション技術)入門」
中邑 賢龍(東京大学先端科学技術研究センター 教授)
・「特別支援学校や福祉施設・家庭で役立つアルテク50選
-魔法プロジェクトのお勧めiPadアプリを中心に-」
青木 高光(長野県稲荷山養護学校 教諭)
平林 ルミ(東京大学先端科学技術研究センター 特任助教)
・「学校における合理的配慮と基礎的環境整備
-アクセシブルな教科書・試験問題から入試への備えまで-」】
近藤 武夫(東京大学先端科学技術研究センター 准教授)
・「身体障害の人が無理せず学べ働ける生活を考える
-パソコンやタブレットのアクセシビリティから電動車椅子・姿勢保持まで-」
渡辺 崇史(日本福祉大学 准教授)
奥山 俊博(東京大学先端科学技術研究センター 学術支援専門職員)
・「凸凹のままでいい ユニークな人を理解し,学び方・働き方を考える」
岡 耕平(滋慶医療科学大学院大学 講師)
福本 理恵(東京大学先端科学技術研究センター 学術支援専門職員)
・「アルテクを活用した障害支援技術開発の方向性とポイント」
巖淵 守(東京大学先端科学技術研究センター 准教授)
・「読み書き計算につまづいている子どものための教材と宿題とは?」
井上 賞子(松江市立意東小学校 教諭)
・「インクルーシブ教育を良い方向に導くための評価と支援
-障害のある子どもの臨床相談を通じて見えてきたこと-」
河野 俊寛(金沢星稜大学人間科学部 教授/言語聴覚士)
◇◇◇ メインカンファレンス 6日(土),7日(日) ◇◇◇
以下の4つのセッションが開かれます。
・メインセッション(メガセッション) :
あまり福祉や特別支援教育と関係ないような内容が並んでいますが,インクルーシブ教育やインクルーシブ社会を考える上で,大きな示唆を与えてくれるセッションです。一般の研修会では,その目的を 明確にして課題をクリ アするための技術研修が好まれますが,その技術がどういった意味をもつのか俯瞰する機会は多くありません。自分が使う技術が,インクルーシブ社会の中のどこに位置づけられるかを知ってこそ,その技術は大きく活きてくると考えます。今年のATACカンファ レンスでは,これまでのような技術を伝えるセッションだけでなく,インク
ルーシブ教育の中にそれらの技術を位置づけるためのセッションをメインセッションとして組んでみました。
このメインセッションは,ベテランと若手を組み合わせた様々なスピーカーが登場します。6人のベテランや当事者は,教育や福祉の経験に基づく示唆深い話を,4人の若手(演出家・眼科医・パイロット・アスリート)は,今までと違った視点からとても刺激的な話を提供してくれるでしょう。
・展示セッション:
国立特別支援教育総合研究所との同時開催となり,この部分については一般公開されています。
ATACカンファ レンスの一般ポスター発表もこの中で実施されます。下記のHPもご覧下さい。
「特別支援教育教材・支援機器展示会」の開催について
http://www.nise.go.jp/cms/news/detail.9.9689.html
・ほとんどQ&Aセッショ ン(ミニセッション):
日々の様々な疑問にベテランが答えます。事前にカンファレンス事務局に質問事項をお知らせ下さい。それを取りまとめて講師がお答えします。
・体験・実践セッション(マイクロセッション):
機器のデモ,実践発表を中心としたセッションです。機器やアプリの機能を知りたい,実践的な使い方を知りたい人に役立つはずです。
★★ATAC2014では,特別支援教育や福祉以外の領域で働かれている方にカンファレンスを知って頂きたく,「インクルーシブ教育理解のための特別割引」を設けています。以下の条件を満たす方はお二人で25%OFFになります。メインカンファレンスともに参加費が割り引かれます(事前割引料金にも適用されます)。是非,まだATACに参加されたことのない小学校・中学校・高等学校の先生を誘ってお越しください。★★
また,‘研究・実践ポスター発表’,‘テーブルデモ発表’,‘提案型セミナー’などの
研究・実践発表も広く募集しております。
発表申し込み 締め切り 10月20日(月)
詳細は右記まで http://www.e-at.org/atac/2014_12/presen/index.html