明治３９年の地図

大日本管轄分地図岩手県管内全図改正新市町村名明治３９年版より、黒沢尻駅周辺。






地図は折りたたむようになっていて、折りたたんだ時、表紙になってるのが、これ。



右上の隅に「いでや再び盛岡市に帰らむ」と書いてあるが。。。。
これって、Uターンのこと？？？

こっちは地図の裏側になっていた、例のごとく、地域の説明文が載っている。
和賀郡は以下のように。

【和賀郡】南郡界を経て和賀川を渡り、黒沢尻町に来れり、此地も奥羽、秋田、両街道に当たりて郡役所、警察署、郵便電信局等あり、和賀川に沿い上流に至らば、支流岩崎川の水上に岳ノ湯叉湯田村に湯田温泉あり、岩目瀧は沢内村、川舟駅の北湯ノ沢にあり、叉北上川は奥羽街道に沿て郡を中断し、其東部には猿石川．上閉伊郡より来り東部を貫流し稗貫郡に入る、山は田沢山、尻平山、駒頭山、桂沢山、湯沢山、山伏峠、等北部稗貫郡界に聳え、朝日岳、貝沢岳、阿彌陀岳、薬師岳、真昼岳、高木岳、土手森山、八方嶺、南本内山等羽後の境に峙ち、経塚山、駒ヶ岳、高森山、金成嶺、明紳森山、箕輪山等郡の南部を限り、黒目形山、芋通山、東北郡界に屹てり、清水原野は田沢山の東麓にあり

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