郷土芸能居酒屋鬼剣舞と芸能保存
2009.03.03 |Category …北上で、…
この日曜日に初めて居酒屋鬼剣舞に入った。
諏訪町にあったときには入った事があったが、アメリカンワールドに移ってからは初めてだ。
その日は二子鬼剣舞の演舞があった。
芸能を売り物にした居酒屋は全国にあるそうだ。
ここの芸能居酒屋が珍しいわけではない。
徳島には駅前?に阿波踊り会館があるし、呼ばれれば宴席で踊っているようだ。
阿波踊りは意外に簡単で(そ、ほんとに意外だった、手足の説明を聞いて意外だった)、参加者全員会場全体で踊る事も可能なのだ。
鬼剣舞は流石に無理だが。
鬼剣舞も結婚式にはよく呼ばれている。
自分の結婚式でも舞ってもらった。
婿さんの自分としては不満だったが、参加者の皆さんには好評で、私の認識のギャップに自分で驚いた記憶がある。
「え~、そうなの!?」てな感じである。
北上市には芸能保存などの活動を行っている団体が大小130くらいあるそうである。
その数は全国的にも多いんだとか。
でも、いずこも同じで、お金がない。
経済的に大変なんだそうだ。
そういった面では、芸能居酒屋や結婚式での演舞で収入を少しでも得られるのであれば、幸いかも知れない。
そう、決して行政からの援助だけで生き延びるのはよくない。
自助努力で、あっちこっちから資金を獲得し、また営業?等で資金を得られる事が一番良いのだろう。
できればプロになれれば。
それで喰っていけるような仕組みが作れれば、北上の芸能は安泰なのだろう。
それには保存だけでは駄目。
もっともっと多面的な活用や踊りの進化を考えなければ。
ま、そんなことは誰でも考える事だろう、けど。
駅前に、北上芸能会館でも。
造りませんか?