陣ヶ丘散策 3

なんだかよくわからない画像ですが、桜の木です。
左側に解説の看板がありました。
内容は以下の通り。

根尾谷淡墨桜

大正11年10月12日国指定天然記念物

岐阜県本巣郡根尾村板所

 

　根尾谷淡墨桜は彼岸桜の一種（和名ウバヒガン)で、樹齢が高く（地元では1400年と称している）枝の各署が折損して樹勢が衰えたので、昭和24年に山桜の根238本を根接ぎしたほか、種々保護を加えて回生を図ったのである。

　花の色は白っぱい色であるが、花の盛りを過ぎるとやや墨色になるので、薄墨桜と呼ばれているともいわれる。

　伝説によれば、今を去ること1400余年前、都で迫害をのがれて、この地に潜まれた後の継体天皇が長じて29歳の時に、都に迎えられて皇位を継承し天皇となられたが、この地を去るに当り、形見として植えられたものという。

 

残された一首の歌がある。

「身の代と遺す桜は薄住よ、千代に其の名を栄盛へ止むる」

（以上地元の案内板より）

 

　一本の幹周りの太さは、9.1メートルと日本で二番目の「桜の巨樹」としても有名であり、今回地元の山田良雄氏より、原木の種から育成した苗木を譲り受けて植樹したものである。

 

平成13年5月　北上市