いわて地産地消2つ星レストラン 胡蝶

広報きたかみNo.474のきたかみ物産館に郷土料理『ひっつみ』が載っていました。
http://www.city.kitakami.iwate.jp/_data_p/files/p_0005607/1290730190299.pdf

諏訪町の胡蝶さんのひっつみですが・・・いわて地産地消2つ星レストランって、書いてある。

なんじゃそりゃ?



地産地消を実践していいる飲食店が、いわて地産地消推進会議事務局に申請して審査を受けて、パスすると星がもらえるんだそうな。

審査ポイントは5つあって、

   (1)食文化の提唱
   (2)県産食材の使用

   (3)地産地消のＰＲ

   (4)地域性のある演出

   (5)安全性への配慮

となっているが・・・(5)は飲食店としては当たり前で、地産地消とは関係ないよな?

ランクは1つ星から3つ星。
現在3つ星の審査はしていない模様。

1つ星と2つ星の違いは、地産地消のメニューの割合。
全メニューの6割以上が1つ、8割以上が2つ。

だったら10割で3つ星になる?



北上市内の認定店は、2つ星は胡蝶と展勝地レストラン、1つ星はがんこ亭。

登録料は1万円、更新料6千円。

黒澤尻見聞古記 69 假檢斷勘四郎方より上鬼柳村肝入 多兵衛方へ返事仕書留

一、多兵衛方より勘四郎方へ書状にて申參候は只今迄久右衛門居候屋敷添土手代何程有之候やと孫助承度申に付申遺候。勘四郎一分に返事成兼老共源右衛門、市兵衛、惣兵衛、又八、清兵衛、庄二郎、三吉、作兵衛、其外七人の組頭共並に老共廿人□り十助所へ爲寄相談の上返事仕候書樣之事。

　先日之爲御報御状致拝見候。彌御堅固珍重奉存候。拙者儀御同前罷在候。
 

黒澤尻見聞古記 26 浮浪女の身元話

一、同廿九日之朝孫作參候へて申候は、昨夕、右の女申候は、是迄かくし居候、大分の恩申請候間此上はかくし不申拙者儀は、仙臺古川の近所上そねと申所に覺左衛門と申御座候、其甥に久三郎と申者の女房に御座候。然は姑はりんき仕候、夫婦之あわい能候とても狂ひ、髪をゆい申とてもくるい、大分にもまれ申に付拙者も氣のどくに存、出走仕候。二三年も右之通に御座候。然ば召使六人御座候内九兵衛と申者と念頃仕候。かくし候へ共知申候て、迷惑に成申候に付欠落段々參候。仙臺領之者に候と申候。就は先度は相去村なしの木と申屋より參候間、とてもの事に此方へ參候。家まで送りくれ候樣にと申候間如何可有と孫作申候。拙者申候は他領の者にて五人組合に相談仕首尾能候樣に可仕と申候。孫作戻り組合之者共に右之通爲知相談仕候へば組合之者共先他領者と相見え候間、太右衛門孫作兩人に參候所へ送返し申樣に仕度と組合之者共申候に付拙者は不仕候間、何樣にもよき候樣にと組合三九郎、左衛門、與兵衛、吉十郎に申候。然ば同晩左衛門所へ組合之者共うちより、組頭三九郎申候は、右之女相去村へ參度と申候に付、太右衛門、孫作兩人附け送り申候間、爲知申候と三九郎拙者に申候。就て太右衛門、孫作に樣子相尋候へば、相去村なしの木の孫兵衛門と申者への家迄おくり戻申候。其女道中にて度々申候は、其方共兩人は參候は如何樣の六ヶ敷御座候と存、拙者に宿くれ申間敷く候間、道より戻りくれ候樣にと度々申候。拙者共存候は先達而請取渡ししかと仕候は、其家へ送り届け可申候へ共、壹人參候上は孫兵衛門合點仕候間敷と相談仕、右之女中事も尤に存候に付孫兵衛門まで送り、其家へ入申を見届け申候。ものかけ御座候に付半時程居り若宿取兼候哉と存見居候へ共、其家より出不申宿取よせ候存、是迄と思ひ戻申候と太右衛門孫作申候。拙者申候は其家は甥の孫十郎居候家に候哉と尋申候へば、兩人申候は成程孫十郎居候。旦那の家に御座候と申候。拙者申候は左樣に候はば、先達おくり參候者に候間、孫十郎に渡し候へば能く候はんと申候。成程御尤に候へ共他領之儀に候へば、人の家に入申事不罷成孫十郎にもあひ不申、なしの木と申所之家へ右の女入り其家より出不申に付、ちやうの口より見届戻申候と太右衛門、孫作申候。拙者申候は右之女に付他領より御尋も御座候はば、何方より御尋參候はば何時成共其方兩人組合之者共へせんき可仕候間左樣に心得申樣にと申付候。就て同晦日に半右衛門殿、市右衛門殿へ御内々申上候處に、御兩人樣被仰候は、私共は不存候間其女に付重々尋申候はゞ、太右衛門、孫作にせんぎ可仕候。其段申渡置、尤念に候間、其方付留仕置候樣にと被仰付候故、右之趣書留十二月六日之朝組頭與兵衛三九郎、左衛門、吉十郎、太右衛門、孫作六人呼寄せ書留候之趣よみ爲知置申候尤七兵衛も居合承候。□□には、太田原清右衛門殿、照井與五右衛門殿被成御座候時被仰付候。

黒澤尻見聞古記 25 浮浪女の物語

一、元祿十三年十一月廿七日之晩、平賀一郎右衛門殿へ參候哉女壹人參宿も無之御助け被下度と申參候、就て御代官所より御呼被成候に付而罷上申候へば、市郎右衛門殿被仰候は、右之女何方より參候哉、様子尋見候樣にと被仰御尋被成候へば、石卷より參候と申候。主人は何と申候と御尋被成候へばしかと不申候。何方の者にて何方へ參候やと御尋被成候へば、郡山町より西の者にて候と申候。親の名は何と申候と申候へば不存と申候。親類共近所の者共壹人も覺可申候間何と申候と御尋被成候へば、一切不存と申候

　就て一郎右衛門殿仰候は、とかく明日御馬御返りに候へば御用多く候間拙者尋申間敷故近所に宿仕候有之候樣に候間其者共に樣子しかと相尋右之女申度候事有之候はゞ、其方、取次申樣にと被仰候。拙者申候は委細相心得申候乍此上貴樣は一切御存知不被成分仕度しと申上、太右衛門孫作と申者共宿くれ申由承候に付右之女相渡し、五人組合の者に預り置申候。

　就て先太右衛門に申候は、右之女何方より參候而宿かし申候やと相尋申候。太右衛門申候は當月十日前に拙者女房の甥に孫十郎と申者(江釣子村孫右衛門子に御座候)當年相去村なしの木孫兵衛と申者之所に扶持喰に居候。然は右の女孫兵衛近所に泊り居候。就て右孫兵衛下人孫十郎申候は、此女南部郡山の者の由にて候間年若き女御堺目にて押へられ兎や角申候へば不びんに候間其方南部の者にて樣子も知り候間、和賀川迄送り越參候樣に申付和賀川迄送り越申候。久々不參候間、それにて參候と孫十郎申候。さればあとより右女參候。太右衛門申候は何方より參候と申候へば、郡山へ參候あしあぶらせくれ候樣に申候、成間敷と申候へば甥の孫十郎申候は何そ子細無之女に御在候。和賀川こぎ參候へば足冷たく候間、少し置候へても不苦候。前の通旦那申付に付、拙者送り參候と孫十郎申候。さては子細なき者かと存じ火にあて申候。然は朝めし最早出し食べ候へば、右の女めし壹盃くれ候へと申に付ふびんと存じ、めし壹盃くれ申候。然は孫十郎は戻り申候。右の女も可罷越と仕候處に近所の孫作拙者所へわらうちに參候、右の様子承り孫作申候は、拙者も前ろう人仕候間身に覺御座候。何程難儀仕者に候。ふびんに候間晩は宿くれ可申候。若又女房にもほしきと申者候はゞゑんにも付くれ可申候間、參候樣にと申戻申候間、即時女房迎に越つれ立參候。孫作所に二晩泊申候と太右衛門申候。拙者孫作に申候は後先不知女何とて其方太右衛門所よりよび留置申候哉と尋申候へば孫作申候は拙者も手前不叶候へば前ろう人の様に世間あるき候へて、何程難儀仕候覺御座候に付ふびんと存留置申候と孫作申候。其後權七と申者とつれ立笹間村一郎右衛門と申者へ參候と申候。其女に拙者尋申候は權七と申者とつれ立笹間村へ何とて一郎右衛門所へ參候と尋申候へば、女申候は權七と申者女房可仕と申に付女房に罷成候。笹間村へ參り候樣にと權七申候に付、御分池の内市郎右衛門所へ參申候。拙者尋申候は左樣に候はゞ、何とて其方壹人又爰元へ參候と尋申候へば、女申候、市右衛門權七二人共にばくち打に罷出申候間、二人共二十日計過候へ共壹人も戻不申、然者夫婦之約束仕候へても拙者壹人不知所に居候てもかんてん無之、めし食ひ申樣も無之候に付、又此方へ參候と申候。拙者申候は其方年何程名は何と申と申候へば、年は二十二に相成り、名はおぼと申候。扨又何方より參り何方へ參度く候哉と尋申候へば、仙臺の方より參り候郡山と申所之者に候間、郡山へ參度と存此方へ參候へ共、花卷と申所之近所迄參候へ共、山など有人達にて御座候而、人もけんとにて惡敷候間、又相去村へ參度と申候。拙者申候は仙臺は何村のたれ所より參候と尋候へ共、たゞ仙臺の方より參候と斗申候。然は郡山生所に候はゞ町より參候哉在郷より出候哉と尋候へば、町より西の者と申候。扨ては何村の親誰、親類の内壹人も知可も、又は近所の者も壹人も知可申候間、爲知候樣にと申候へば、親も親類も近所の者も壹人不存と申候。後先不同にて何方之者共知不申候。見方には何方之者に御座候哉。先大方仙臺領の者と見へ申候。毎々宿仕候事に候間太右衛門孫作預り置、尤五人組合之者共にも渡し預け置申候。

 

北上地区広域土地開発公社、解散へ

北上地区広域土地開発公社は、1973年に北上市、和賀町、江釣子村(以上現北上市)、湯田町、沢内村(以上現西和賀町)で設立。
現在、保有地の売却が進まず、市が債務保証している長期借入金が約97億円に膨らんだ。
その上、地価が下落したため売れても約34億円の損失になる。
簿価上昇抑制のため利子相当額の1億～3億円を市が補助しており、総合的に財政的負担が大きくなりすぎたため、解散する事にした、ようだ。
(間違ってないよな・・・)

 

そのため第三セクター等改革推進債を発行し、債務解消を図るが、実現すれば県内初の発行になるそうである。

 

第三セクター等改革推進債　http://www.soumu.go.jp/main_content/000009773.pdf