表千本より眺めたる畳山全景 和賀展勝会発行

これ、どっから撮影したんだろ。

畳山の奥に和賀川と北上川の合流点。

本来、ここが展勝地の中核。

この絵葉書を見ると、確かに、素晴らしい景観と感じる。

桜大路がここまでの道となっているわけだな。

っていうことは、珊瑚橋を奧においた桜並木の構図は逆で、珊瑚橋を手前に、桜並木、奧に畳山、という構図が正しいんだろうなぁ。

たとえば下のPR動画の46秒あたりの構図。

ま、桜並木が長すぎて、奧が見えないけど。

黒沢尻名所の絵葉書

黑澤尻名所繪はがき、後藤藥草問屋が発売。

名所は桜の名所の展勝地。

黒沢尻駅より東へ８丁とある。

だいたい８７０ｍなので、え～、珊瑚橋までの距離か。

また名所旧跡として七カ所が記されている。

一、安倍氏の旧城趾
一、国見神社坂上田村麿将軍の勧請(延歴二十一年）
一、毘沙門天・慈覚大師の作(国宝）
一、奥寺八左衛門定恒の碑(耕地整理地内）
一、岩手陸軍飛行場　自動車三十分
一、岩手県立六原道場　定期三十分
一、夏油温泉　定期三十分徒歩二里







他の絵葉書で使われている写真を２枚ずつ使用した５枚組の絵葉書。


右・和賀展勝地・陣ヶ岡より南に向かって男山と稲瀬の渡を望む
左・和賀展勝地・北上川沿岸の風景



右・陣ヶ岡より北に向かって桜並木を望む
左・康平五年源頼義・義家・黒沢尻五郎正任攻撃の陣地。陣ヶ岡と和賀川の流域を望む



右・和賀展勝地・桜並木・陣ヶ岡・男山の遠望
左・和賀展勝地・北上川べりの桜並木



右・和賀展勝地陣ヶ岡に通ずる桜のトンネル(一)
左・岩手県黒沢尻町桜の名所(二)



右・桜の名所・和賀展勝地の全景
左・展勝地に通ずる北上川の橋・珊瑚橋


展勝地小唄が添えられているが、歌詞は１番、６番、８番、１０番。

５枚目の珊瑚橋は昭和８年に架け替えられた鉄橋で、通信面が「きがは便郵」となっているので、昭和８年以降の絵葉書、だな。

フレーム切手 Kitakami Triple Anniversary 2021

現在郵便局にて販売されているフレーム切手「Kitakami Triple Anniversary 2021」は、600シート限定。

これがヤフオクに出品されている。

まぁいいんだけど、これ、1330円で「郵便局のネットショップ」で現在も販売されてる。

北上に住んでいなくても、オークションで競らなくても、今なら未だ、全国どこからでも買えますよ～。

送料は全国一律520円也。

　　　郵便局のネットショップ

絵葉書 黒沢尻電力株式会社 5種

発電所及屋外変電所




水路橋 




固定堰堤及ローリングダム




水圧管




沈砂池及余水吐





「発電機及調速機 」と「水槽及発電所付近」も出てたんでけど、忘れて取れなかった～。

消印 村崎野簡易郵便局

村崎野簡易郵便局の日付印。
「岩手村崎野」から「岩手・村崎野」と中点が入ったタイミングはいつなんですかね。
櫛形印から変わったときですかね。

よく見えないけど、中点ないよね。。。