昭和57年6月23日。
以下、絵葉書の解説文を掲載するが、当時の内容であることに注意。
●北上・みちの<芸能まつり(8月14日~16日)
〇さんさ踊 まつりの初日に市民総参加で、パレードし、まつりを盛り上げます。
〇芸能 代表的な鬼剣舞・鹿踊をはじめ神楽・田植踊・念仏踊など県内はもとより東北各県より70余団体の民俗芸能が乱舞する代表的な祭典です。
〇トロッコ流しと花火(8月16日) 孟蘭盆会(うらぼんえ)法要の行事として300余年の伝統あるトロッコ流しと東北有数の花火は北上・みちのく芸能まつりのフィナーレとして盛大に行なわれます。
●北上夜曲碑
北上川と和賀川の落ち合う展勝地陣ヶ丘入口付近に「匂い優しい白百合の濡れているよなあの瞳・・・・」で有名な北上夜曲の碑があります。作詩者・作曲者自筆によるもので五線譜が刻まれている歌碑は全国的にも珍らしいものです。
●市立公園展勝地(北上・さくらまつり4月20日~5月5日)
北上川にかかる珊瑚橋のたもとから5キロメートルの桜並木が続き、東北有数の桜とつつじの名所として知られ博物館、重要文化財旧菅野家などの文化的施設、平安時代の仏教文化の中心地としての国見山などがあります。また野球場、サッカー場、ラグビー場、プール、OLコース、ハイキングコース、テニスコートなどの運動施設も整備され、四季を通じて憩いの場として親しまれています。
●北上川
北上を象徴する北上山脈と北上川、この山河に数々の歴史を秘め長い年月をへてきました。
北上川に架けられた美しい吊橋の珊瑚橋のたもとが桜とつつじの名所「展勝地」の起点となっています。
●鬼剣舞
北上市を中心に伝承されている「鬼剣舞」は仏道にささげる念仏踊として世に伝えられ、戦国の世にがいせん踊として改め、広めたのが初めとされております。全国数ある郷土芸能のなかでも勇壮で華麗な踊りとして現代人の心を強くゆさぶります。
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