職業教育特化の新学校構想は北上に朗報か
2009.07.19 |Category …北上で、…
これは、大学が欲しい欲しいと言い続けている北上市にとっては、朗報ではないだろうか。
この報告での高等教育機関の整備とは、大学ではなく、かつ新設を考えているものではないようだ。
大学と専門学校の中間的なもので、既存の専門学校からの移行などを念頭に置いているとのこと。
しかし、である。
例示された対象業種にはソフトウェアの設計・開発や電子制御などに対応した自動車整備などがある。
北上市には関東自動車や専北の自動車科があり、文科省の管轄ではないがコンピューターアカデミーもある。
工業高校もあり、電子科や機械科、電子機械科がある。
職業訓練校もある。
企業も異業多種。
企業の撤退というのがほとんど無い(よね?)
東芝進出の話が再び始まっている、とのうわさもある(小耳にはさんだ噂で、ホントのところは知らない)
と、すれば、である。
既存の資源を有機的に連携させることで、新学校を設置させることは、夢物語とは思えない。
岩手大学工学部や県立大学ソフトウェア情報学部との連携も重要だ。
これらを活用して新学校を置ければ、地元企業と県内大学とのパイプも一段と太くなる。
このご時世に大学を誘致する考えより、よっぽど現実的なように思われる。
そしてその可能性は、岩手県内では北上市がもっとも有力である。
と、私は思う。
いつもどおり、確たる根拠はないけど。
特別部会での配布資料
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo10/shiryo/1279604.htm