丸一型の変化
2009.09.30 |Category …北上の郵便で、...
丸一型は二重丸型に続く統一印第2号で明治22年9月から使われたので、多分黒沢尻局でそうであろうが、自分は22年の消印は持っていない。
残念。
丸一印の変化は印色は明治23年ころまでは黒、次に茶色が明治30年ころ、そしてまた黒に戻る。
縁のリングも最初は細いが、明治23年ころから太くなる。
黒沢尻局の印影も黒-茶-黒と変化し、リングも細-太と変化している。
明治23年4月はまだ黒・細だけど、その年の10月には太くなっている。
そして明治25年には茶色に。
その後、明治27年には黒に戻っている。
黒に戻るのが早いような気もする。
併用時期があるのか、また切り替え時期がいつだったのか、この時期の郵便がもっと集まると判るのだが。