黒沢尻郵便局局舎落成記念郵便展
2019.08.19 |Category …北上の郵便で、...
主催が黒沢尻郵便局、後援に黒沢尻郵趣会、和賀新聞社、中央岩手新聞社、岩手中部日報社。
広告も時代だな~
電話番号エビスヤ253番、湊忠71番、下の方に掲載したけど沢久66番、佐藤薬局51番。
記念印は局舎が描かれたもの。
〒マークに特産品のリンゴ、桜の木。
遠景の山は?
男山?
そして、謎の。。。
デザイン的には、右側の、この当時の風景印とほぼ同じもの。
風景印を基に作った?
毘沙門天像、毘沙門天堂、桜、珊瑚橋、展勝地が描かれている。
「郵便切手を集める楽しみ」ってのが、いろいろスゴイな。
獨立日本!我が国も文化国家の一員として切手による世界各国との文通がますます盛になりつゝあります。切手を貼った郵便物は国内は勿論世界のどんな所えでも配達されて、世界中の人の目にふれますから、郵便切手によつてその国の文化の程度がよく分かります。また郵便は美術品であります。それ故これを蒐集して楽しむ人々が世界中に日と共に増加しつゝありますが、それは何故でしょうか? それは
1、切手趣味は誰でも最も手軽に安価に、その分に應じて楽しめる大衆的な趣味であること。
2、切手趣味は美術の観賞になるから美的教養が高まること。
3、切手趣味は「智識の賓庫」と言われ語学、地理、歴史、社会学等の勉強に役立つこと。
4、切手趣味は海外文通を通じて国際平和の親善に役立つこと。
5、切手は世界的な商品価値を持つから単なる浪費でなく最もよい貯蓄となること。
以上り手趣味の利点はまだまだたくさんありますが健全娯楽の代表的なものとして老若男女誰でも楽しめる高尚な趣味をおすゝめいたします。
◎切手話の泉
◆世界で最初の切手はビクトリヤ女王の横顔を表わした黒色刷1ペニー切手で(ペニーブラツク若はブラックペニー)1840年英国で発行されました、又郵便切手を考案した人はダンデイ市の印刷業者であるジェムズチヤールズと云う人です
◆日本最初の切手は
明治4年3月10日発行の四十八文、百文、二百文、五百文の四種であり、図案が龍であるため龍切手と呼ばれています。
◆世界最高価の切手は
1856年英領ギヤナで発行の1セント切手で、赤紙に黒色印刷、現存するものは一枚時価二千萬円と云われています。
◆日本で最高価のものは
明治7年発行(日本紙大桜紫20銭、仮名(イ)入り)で時価60萬円と云われています。
◎黒沢尻郵趣会御案内
○切手を集めて楽しむ人のグループです。
○誰でも簡単に入会できます。
○新切手の取次、研究懇談等を行います。
○入会の御申込は黒沢尻郵便局郵趣の窓口へ願います。
主なる出品目録
日本切手の部
記念切手
普通切手
日本航空切手
國立公園切手
文化切手
観光切手
追放切手
スポーツ切手
外國切手の部
スポーツを図案とした切手
花を図案とした切手
人物を図案とした切手
乗物を図案とした切手
その他珍らしい切手
いろいろ
出品者(順序不同)
伊藤末吉氏(仙台市)
國生常吉氏(黒沢尻)
山内鉱一氏(〃 )
村田保三氏(〃 )
市川國三氏(黒沢尻)
津田軍蔵氏(〃 )
佐藤善吉氏(江釣子)
黒沢尻郵趣会は、さすがにもうないよね。
今でも郵趣はマイナーな趣味だとおもうけど、多種多様な世の中になってきて、逆にマイナーでもなくなってきたかな。。。
オークションにはいっぱい出ているけどね。