風景印 手向郵便局(山形)
2022.09.06 |Category …郵便で、…
とうげ
手向郵便局
所在:〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向手向250
ストリートビュー
使用開始:2018年10月9日
この風景印には、手向郵便局から1.5㎞の所にある羽黒山参詣道の入り口に立つ山門の随神門から一の坂、二の坂、三の坂と上る赤い鳥居まで1.7㎞2246段ある「石段」、その石段の表参道に植えられた樹齢350~500年といわれる国の特別天然記念物に指定された「羽黒山杉並木」、そして法螺貝を吹く修験道の行者「山伏」が描かれている。
「手向」はトウゲと読む。
近世からあった手向(トウゲ)村が地名になっているとのことで。
なぜ「手向(タムケ)」を「トウゲ」と読むのかは諸説あり確定されていないようだ。
(いや、「手向ガイドブックには書かれてんのかな?)
タムケがトウゲと転訛し、峠を通るトウゴエ(尾根越え)もトウゲに転訛し、道祖神が峠に置かれ、通る時に手向けることから「峠」と「手向」がゴッチャになり、言葉と地形としての峠が一致・確定した時に「峠(室町期の国字)」の字が作られたのかな~、とか、一人思う。
羽黒山は飛鳥時代の開山で、道祖神の古い形は桃山時代から見られ、「峠」は室町時代からとなると、そうかな~、とか。
いや~「手向」をトウゲと読むことと「峠」とは全く関係なく、ただの偶然の一致かな~。
ただ羽黒山とくれば結界、結界とくれば峠、結び付くからな~。
※ひっさびさに風景印をあっぷしたわぁ。。。
(2022.9.7追記)
手向郵便局にて押印してきた方からコメントをいただきました。
ありがとうございます。
以前は郵頼と出張先近隣の郵便局を巡って押印していましたが、コロナ以来出張も無くなり、今は出張する立場でもなく、旅行もし難く、郵頼か、購入か、オークションかで入手しています。
この手向郵便局の風景印も郵趣サービス社の変形印セットからのものです。
"ぶつぶつ"する時間も増えてきたので、しばし、変形印をアップしようかな、と。
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参考
手向村(Wikipedia)
手向ガイドブック刊行
羽黒山(山形県庁)
峠の研究(秀樹杉松)