今年も勝手にご案内-ATAC2016
2016.11.27 |Category …ぶつぶつ・・・
ホテルまで予約したんだが。。。
念のため参加申込みは、未だがったんだが。。。
案の定、都合が。。。
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「ATACカンファレンス 2016 京都」 のご案内
ATAC(エイタック)カンファレンスは1996年にスタートした,
テクノロジー,人,社会のチカラを組み合わせて生きて行くことを支える会です。
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ATACカンファレンスとは
増え続ける選択肢に反し,生きにくさが増す時代です。加速し変化する社会に合わせるため能力を高める努力が求められますが,人の努力には限界があります。今こそテクノロジーのチカラ,人のチカラ,社会のチカラを組み合わせて生きて行くことを学ぶ必要があります。ATACカンファレンスはそれを支える会です。
1996年にスタートして以来,ATACカンファレンスは支援技術(AT: Assistive
Technology)とコミュニケーション技術(AC:Augmentative Communication)をキーワードに,様々な技術を伝達することで障害のある人の生活を変えるべきカンファレンスを実施してきました。その当時,この新しい考えを巻き起こそうと奮起してきた始まりは,人の「学ぶ・働く・暮らす」事に本来興味があったからこそです。それに付随する技術であるATやAACを伝達し,この20年間で様々な技術の知識は広がりました。しかし,技術を前面に出すと多くの人はその知識の習得に満足してしまいます。まだ,その技術を活用して幸せに学び働き暮らす生き方の創造・社会の意識の変革・制度の整備のレベルまで達していません。この次のステップに進むことこそ,これからの私たちに必要なチカラだと考えます。
そして,これらのATACで提供してきた技術や思想は,生き辛さを増す現代社会で全ての人が活用出来るはずです。障害のある人だけでなく,これまで支援に関わってきた人,社会で何かしら悩みを抱える人,組織で人を束ねる人までをも含め,全ての人の生き方をトータルに考える時期であるとも言えます。時を同じくしてiPS細胞やロボット等の我々をエンハンスメント(能力増強)する技術の発展が躍進を遂げています。エンハンスメント(能力増強)を我々はどうとらえるべきか,またそれを前提として学び・働き・暮らすための学校や会社はどのようにあるべきかを議論する時期に来ています。
そこで,2015年度から,ATACカンファレンスは以下のキーワードをもって新しい活動を開始しています。
A: Augmentative(拡大)
T: Talent(能力)
A: Acceptable(受容)
C: Community(コミュニティ)
その一方でまだ十分な技術が確立されてなく,生活に大きな困難を抱える人たちの支援をATACが失ったわけではありません。今まで通りAT(Assistive Technology)とAAC(Augmentative and Alternative
Communication)という柱も重要であり,これまで大切にしてきた課題にもATACカンファレンスが引き続き挑戦する姿勢は変わりません。
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「ATACカンファレンス 2016 京都」
2016年12月9日(金)~11日(日)
国立京都国際会館
今年のテーマ「デザイン」
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今年のATACカンファレンスは,以下の3つの柱のもと,12月9~11日の3日間行なわれます。
(1)実践研究を通じて,日々の取り組みを考える,Academic Day。
(2)皆で集まりこれからの社会を議論し,整理する,Gathering Day。
(3)実用的な知識や考えを身につける,Practical Day。
従来初日に行われていたプリカンファレンスは,Practical Dayとして日曜日に実施し,多くの人に参加して頂けるようにします。
代わって金曜日はAcademic Dayとして学術的な発表・研修の機会にしていきます。
土曜日は様々な分野の人が集い,心を刺激する話を聞いて議論するGathering Day。
それぞれ自分のニーズに合った日を選んでご参加下さい。
[日 程]
2016年12月09日(金) 9:30~16:30 Academic Day
2016年12月10日(土) 9:20~16:20 Gathering Day
16:40~18:20 イブニングセッション
2016年12月11日(日) 9:00~16:00 Practical Day
[会 場]
国立京都国際会館 〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池
[参加費]
12月09日(金):Academic Day 10,000円(事前割引8,000円,9,000円)
12月10日(土):Gathering Day 12,000円(事前割引10,000円,11,000円)
12月11日(日):Practical Day 終日10,000円(事前割引8,000円,9,000円)
半日6,000円(事前割引5,000円,5,500円)
12月10日,11日両日参加 18,000円(事前割引16,000円,17,000円)
※カンファレンステキスト(予稿集)は当日販売(1,000円を予定)いたします。
※10日(土)に参加いただく方は,イブニングセッションに
無料でご参加いただけます(事前登録制)。
※11日(日)のセッションは,事前に午前と午後のプログラムの中から
希望のコースを選択ください(定員制)。
[プログラム内容]
■ 12月09日(金) Academic Day ◇ 実践研究を通じて,日々の取り組みを考える
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コメンテータ:
中邑 賢龍(東京大学先端科学技術研究センター教授)
巖淵 守(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
近藤 武夫(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
これまでのATACでは多くの実践や開発が報告されてきました。また,人とつながり出会う中で,施設,学校,企業など多くの現場でも,優れた実践や研究開発,ユニークな取り組みがなされていることを聞きます。それらの活動を,客観的に整理し広く共有していくチカラをつけませんか?それらを議論し,日々の取り組みを考えてみませんか?
Academic Dayは,既存の古典的な特別支援教育や福祉の研究の枠の中から抜けて,誰もが生き易い社会を構築するための能力観・社会制度などを学術的に議論する日です。福祉や教育という枠組みではなく,以下の3つのカテゴリーで研究発表を募集します。
一般の学会発表とは違い,自由な雰囲気の中で発表を聞き,その場で専門家のアドバイスや批判を受け,より良い研究を現場の実践家の人たちに学んで頂く場としたいと考えています。歯に衣着せぬコメンテータが研究計画・分析方法・まとめ方などについて鋭くコメントします。発表者はそこで得たコメントをもとに学術論文を執筆し,『Journal of ATAC(仮称)』に論文が掲載され
ます。聴衆はそのやり取りを介して,日常の実践の振り返りに役立てていただけるでしょう。
発表者はそこで得たコメントをもとに学術論文を執筆し,後日発行される電子ジャーナル『Journal of ATAC(仮称)』(2017年10月に発行予定)に投稿することができま
す。
▼10月10日(月)発表応募締切▼
・カテゴリー1 テクノロジーを用いたコミュニケーションに関する実践研究
・カテゴリー2 テクノロジーを用いた教育・生活・就労支援に関する実践研究
・カテゴリー3 技術開発
■ 12月10日(土) Gathering Day ◇ 皆で集まりこれからの社会を議論し,整理する
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【会場:Annex 1】 講演会およびシンポジウム
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9:20-9:30★オープニング
「デザインを通して学び・働きを考える」
中邑賢龍(東京大学先端科学技術研究センター)
9:30-10:10★教え方をデザインする
「学びの意欲を失った子どもたちが料理で再び学び始める仕組みとは」
福本 理恵(異才発掘プロジェクトROCKET プロジェクトリーダー)
10:10-10:50★社会をデザインする
「超短時間雇用という新しい働き方のデザイン」
近藤 武夫(東京大学先端科学技術研究センター 准教授)
11:20-12:20★場をデザインする
「プロデュースする力 -作品を生かす場・人を生かす場のデザイン-」
鈴木 康広(武蔵野美術大学 准教授/アーティスト)・中邑 賢龍
13:20-14:20★物・環境をデザインする
「常識を覆すデザインのあり方 -透明人間は作れるのか-」
稲見 昌彦(東京大学先端科学技術研究センター 教授)
14:50-15:30★社会をデザインする
「紙でロボットを作り,貧困社会の教育を変える」
西山 浩平(株式会社 CUUSOO SYSTEM 代表取締役)
15:30-16:10★組織をデザインする
「産業医からみた学校や会社のデザイン」
三宅 琢(株式会社 Studio Gift Hands 代表取締役/産業医/眼科専門医)
16:10-16:20★まとめ
「社会をデザインできる社会へ」
中邑 賢龍
16:40-18:20★イブニングセッション(Free参加 事前申込み制)
※簡単なソフトドリンク&スナックをご用意します。
【会場:Annex 2】 ポスター発表および展示
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ポスターでの発表を募集しています。ポスター発表希望者はHPよりご応募ください。
▼10月10日(月)応募締切▼
【会場:Annex 3】 相談会
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ATAC講師による相談会を行います。日ごろ悩んでいること,疑問に思っていることなど,
ゆっくりと直接相談できる時間です。講師陣の詳細は決まり次第HPでお知らせします。
■ 12月11日(日) Practical Day ◇ 実用的知識や考えを身につける日 ■
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(事前登録制)
1つのテーマに従って半日じっくり学んでいただけるセミナーで
午前・午後,各7つのコースの中の1つを事前に選択して頂きます
(定員制・事前登録制)。
09:30-12:00 モーニングセッション(コース1のみ 09:00-12:00)
12:00-13:00 ランチ
13:00-15:30 アフタヌーンセッション(コース8のみ 13:00-16:00)
[モーニングセッション (9:30-12:00) ※コース1のみ 09:00-12:00]
コース 1:「LD・ADHDなど生きにくさを抱えた人たちの学び・働きと合理的配慮」
コース 2:「あなたが明日から四肢マヒになったら、
どのように生活をリデザインしますか?」
コース 3:「医者や薬とどう付き合うべきか?」
コース 4:「子どもに適する教材・環境作りに徹底的にこだわってみる」
コース 5:「ゲーム漬けの子どものリハビリテーション」
コース 6:「ユニークな子どもの学び方 -異才発掘プロジェクトROCKETを通して-」
コース 7:「当事者の語り -ユニークな生き方から学ぶ生き方-」
[アフタヌーンセッション (13:00-15:30) ※コース8のみ 13:00-16:00]
コース 8:「読み書き障害の評価とテクノロジーを用いた支援」
コース 9:「貧困と生活困窮者のライフサポートから学ぶ
-社会の現状とこれからの生活-」
コース 10:「最新のアルテクが我々の能力を高める社会とは?
-デモを通じて考える未来の学習・生活-」
コース 11:「知的障害や自閉症の人とのシンボルコミュニケーション」
コース 12:「黙って観るコミュニケーション
-重度知的障害や重複障害の人の気持ちを理解する方法-」
コース 13:「意欲を失った勉強嫌いの子どもへのアプローチ」
コース 14:「親の気持ちを共感的に理解するには?」