岩手弁、、、って?
2009.10.07 |Category …ぶつぶつ・・・
現代でも残っている岩手県内の方言で、割と共通性のある言葉のことかね?
それとも盛岡訛りを岩手弁にしちゃってるのかね。
だったら、いやだな、北上人としては。
県外や都市部から見て岩手県の方言をひとまとめにして岩手弁と言ってしまうのは仕方ないとして、岩手県内から岩手弁として方言を発信するのは、いかがなもんでしょうね。
なんか、地元を見ているようで実は都市部に意識が行っているようにも感じるのだが、自分には。
岩手県は広いし、山を越えると言葉が違うってこともある。
岩手県となってから方言が生まれたわけでもない。
藩と県の堺も一致いていない。
さて、岩手弁とは、一体何?
岩手県のノスタルジックな共通語?
南部藩だから南部弁のことかもしれないけど、そう言ったら北上の相去から南は伊達だゾ。
盛岡は県北しか見てないか?
ここらへんは和賀だけど、北上がある東和賀と秋田側の西和賀でも言葉はちがうぞ。
しかもここらへんでは黒沢尻町より周辺の村々の方が古い。
そういえば黒沢尻町の町衆の人たちが話していた言葉は、どこの言葉なんでしょ?
町衆の人たちって、どこから来た人たちなんでしょう。
広域合併で益々地域色が消えて行っているような気がするけど、岩手弁という言い方は、地方を大事にしているようで、言葉の広域合併のような気もする。
北上も合併の歴史を当然持つが、16の地区がそれぞれ異なる歴史を大事にしているのではないでろうか。
市のメールマガジンによれば空き店舗を活用してアンテナショップを立ち上げるようだ。
そこには16の地域からの多彩な産物が地域の歴史と看板を背負って並ぶのかもしれない。
それなれば壮観、かもしれない、ちょっと期待。
奥州市は今でも水沢区と前沢区が一つになれずにいる(らしい)。
でも多分その方が良いのだ。
北上も16の地区が一つになるのではなく、同じ土俵の上に16地区が乗っかって主体的に協働するのが良いのではないか。
「岩手弁」という言い方が、そういう意味合いであれば、いいんだけど。