駅弁 蔵しっく かしわ飯
2013.02.24 |Category …ぶつぶつ・・・
ウエルネス伯養軒盛岡支店製造 南部蔵しっくかしわ飯 850円
盛岡駅新幹線改札内で購入
改札の外にある駅弁屋旨囲門では、見たことがなかったな・・・
基本的に二戸の駅弁だな、これ。
掛け紙に「岩手県二戸市・南部杜氏の酒粕」と書いてあり、
南部杜氏秘伝の練り酒粕を隠し味に使った味わい深い健康鶏の味噌焼弁当をどうぞご賞味ください。
と、あります。
二戸のお酒といったら南部美人だよね。
で、確かに南部美人の酒粕を使ったという記事、ありました。
http://allabout.co.jp/gm/gc/225082/
でも南部美人の事は一言も書かれていません・・・・
なぜ?
南部美人
http://www.nanbubijin.co.jp/
こうなると「蔵しっく」の蔵は酒蔵でよね。
掛け紙の「南部」上の図柄は、酒蔵の前に作る杉玉ですよね、絶対。
挿絵も二戸の馬仙峡で、書いた人も二戸の人だし、ずっぽり二戸の弁当。
「かしわ」は鶏のことで、でも関西っぽい、みたいなこともあるようですが、ここの「かしわ」は、二戸の地鶏で「南部かしわ」のこと。
岩手地鶏の系統を継ぐ鶏で、岩手地鶏は昭和59年に国の天然記念物に指定されていますが、昔は県北ではどこでも飼われていたとのことで、その懐かしさも込めて「南部かしわ」を二戸の地域ブランドにしたのだそうだ。
http://www.chiikeys.jp/ninohe_jidori/index.html
だから、クラシックの背景には、それがあり、酒蔵とあわせて「蔵しっく」なのかなぁ~、って思います。
地産地消の駅弁として、2003年に共同開発によって生まれた弁当なそうで、当初は800円だった模様。
ま、10年もたてば50円くらいは値上げするか。
さて、弁当の中身は。。。
お献立
一、岩手県産みちのく鶏 酒粕味噌漬け焼き
一、岩手二戸市自慢、五穀こんにゃくの煎り煮
一、岩手地野菜の旨煮(しいたけ・舞茸)
一、りんごの純米吟醸煮(岩手県産米、吟ぎんが 純米吟醸酒使用)
一、岩手県産 雑穀入り炊き込み茶飯
一、香の物
献立を見る限り、この弁当、二戸を離れたな・・・・、って思ってしまうのは私だけだろうか。
食べてみての第一印象は、味がしない。
冷たい弁当だったからかもしれないが・・・
鶏肉は大きく、噛み応えのあり、OK!
堅いというのではありませんよ。
オクラ煮の食感もよし。
漬け物も。
赤カブ漬けはちょい辛、おいしい。
人参は花形。
当初は紅葉型だったみたい。
紅葉の方がよかったな。
(当初とは「楽しく美しいまちづくり委員会(二戸市役所と民間の若手の組織)」アイデアを出した時だけかも・・・)
銀杏は・・・彩り、かな。
味的には無くても良いかな、私には。
ご飯に箸を入れて・・・・
薄!
ご飯の厚さが、薄い~って思いました。
全部食べてみて、足りないとは思わなかったけど。
鶏そぼろ、細かい。
鶏味噌焼との味と食感的なバランスのためか。
ご飯は五穀。
五穀の種類は分からなかったし、五穀飯であることにも気づかなかった。
さらに茶飯だったとは、掛け紙の献立表を見るまで気づかず。
他の煮物は全く目立たず。
五穀こんにゃくは二戸の自慢らしいが・・・
いやいや、鶏の酒粕味噌漬け焼きを邪魔していない、って言えば良いのか。
体調が今ひとつだったので、味をあまり感じなかったのは、そのせいかも。
でも鶏で酒粕の感じはしなかったな・・・
リンゴの甘煮は、味がしっかりしていて、とても甘く、かといって嫌らしくなく、とても美味しかったです。
でも純米吟醸煮ってが、全然分かりませんでした。
旨いとか不味いか、書けるような舌だとは思っちゃいないけど・・・
駅弁と言えば牛とか海鮮とかになっちゃうけど、ちょっと別の弁当も食べたくて。
この弁当を購入したのですが、ま、結局、鶏で、肉なんですけどね。
でもごろっとして、噛み応えがあって、なんか、いろんな背景を感じられて、駅弁としては、楽しめる一品では無いかと思った次第で。
あと、一番気になったのが、掛け紙に貼られていた商品名や材料が書かれたシール。
折角の馬仙峡の絵が・・・
もったいない。
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