がんばれ平泉
2008.12.31 |Category …北上で、…
落選は日本推薦遺産では「初」とのことで、見方によっては「恥」、と言ってしまえば非難轟々かもしれないが、なんでもかんでもくっつけて、そのために何が何だか訳分からなくなった、という印象がある。
でもこの円高で、海外からの観光客は激減とのことらしいので、もし今年採択されたいたら、平泉ツアーが大量キャンセルという事態になっていたかも? なんて考えると、ある意味、ラッキー?
文化庁は2010年に推薦書を再提出するとのことであるから、今度は頑張ってほしいと思う。なぜなら北上にとっても重要なことだと思うから。
北上には平泉より古い国見山廃寺がある。世界各地から平泉に来た観光客に、「ちょっと北に足を延ばせば、もっと古いものがありまっせ」みたいな、平泉からなら費用もかからないし、みたいな、そんなんで北上の観光客を少ないコストで増やすチャンス、みたないな。
そう考えれば、世界遺産登録までに北上でも準備が必要であるから、今年の落選は北上にとってはラッキー? 稲瀬のみなさんには英会話を勉強してもらって、稲瀬語(って、あるかどうかは知らないけれど)とのバイリンガルで、みたいな。
国見山廃寺を完全復元したら、そりゃ、すごいだろうぜ。しかもその一群を全部使って「国見山大学」を設立するとか!! とか!!
ま、復元には金がかかりすぎるので、ご時世には合わない。でもバーチャルに復元するなら可能でしょ? むしろそのほうがいろいろな見せ方が可能だから、可能性は広がるし、何より観光客に知的刺激を与えやすいのではないだろうか。
と。いかが?