黒澤尻見聞古記 20 また御藏米付貸のこと

一、御藏相場米七拾四駄は戸來六右衛門・四戸庄助・御代官所、黒澤尻町七拾四軒之者共、飯料壹軒壹駄宛、壹割付に貸被遣候。當暮之利急度納之筈右御米相渡可被申也。

　　　元祿十一年三月廿一日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　十郎左右衛門

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉　兵　衛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黒澤尻御藏

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蛇口二郎右衛門殿

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　船　越　清　助殿

　右之御證文三月二十六日に請取、御米は同廿九日に請取、御町中へ相渡申候。庄助殿より被仰付候は、飯米持申者共にはかし不申、領命仕樣成者に計りかし申樣にと被仰候。

黒澤尻見聞古記 36 柳原水上場とり木申請のこと

一、柳原水上場とり木申請候はじめ、寶永三年戌の三月廿二日に申請候。舊三月六月に大風仕候時街道並松ころび申時願上申候へば、松木三本被下候。御代官小山田善左衛門殿、宮手茂兵衛殿、御城代衆は澤田市郎右衛門樣、宮部圖書樣。

 

黒澤尻見聞古記 32 與右衛門名子措置のこと

一、寶永元年申ノ三月十五日に孫七と申者與右衛門名子に差置候へ共、拙者には相談無之其身一分にて差置申候。同十月廿四日に花卷より孫七か妻子貳人引越孫七と三人又哉指置候へ共、我儘仕り拙者には一切爲知不申、一分にて名子指置申候。同十一月十日に追い出し候。其後へ同町源左衛門借家仕居候五兵衛と申者同十三日に夫婦貳人引越指置候へ共、地頭與右衛門より一切爲知申さず、尤右五兵衛と申者は拙者に爲知不申、與右衛門は我儘に無上振舞仕一分にて指置申候。右五兵衛事御城代衆に五兵衛樣御付被成候間五兵衛と申名付候者は、名をかへ候樣にと先達御代官衆より被仰付候に付、右五兵衛に名をかえ候樣にと申付候へば宇兵衛と替名爲到候へ共、與右衛門名子と指置候得て以後五兵衛と斗申、與右衛門も五兵衛も拙者申付候事相背罷有候。拙者一分にて申付候事には無之御代官一方井庄太郎樣、宮手茂兵衛樣より被仰付候御事に御座候。與右衛門も五兵衛も五人組合へも一切爲知不申、與右衛門一分にて御町の指引仕候。

 

黒澤尻見聞古記 7 御先御荷物のこと

一、元祿七年戍の三月十一日に御先御荷物江戸へ爲登被遊候就て御傅馬十疋相立申候。馬方源七和賀川にて御荷物二個濡申候に付而拙者に預置申べく由被仰候へ共御訴訟仕御荷物江戸へ御持參被成御用立不申候はば又いか樣にも成候はは馬方源七預り置候間、召連罷出如何樣之曲事にも可被仰付候と書付相出し御荷物平左衛門馬に付水澤迄下し申候。同十二日に與五左衛門樣へ參り、右之段爲御知申上候。才領は中村七郎左衛門殿御組清之亟、用之助、勘之亟。

 

social 44号

不動産と決算特集ですか～

興味ないけど、不動産、少ないですね。
こういうのも変化球？デ、いいかな。

イシカワ石材、元気だね～

お、米粉麺無料試食券プレゼントですね。
食べたいですね～