期間限定販売 鶏樽めし 1100円
秋田県大館の「花善」製造
販売期間 平成26年10月1日~平成27年3月31日
「お客様の声に応えて40年の時間を経て復刻いたしました」とのこと。
いや~、食べられて良かった~。
あと二ヶ月で終了だよ。
今売られている花善の鶏めしは、40年前は樽型の容器で売られていた、ってこと?
で、それがこれ。
で、お品書きがどーんと入ってる。
ま、どーん、は、違うか。
こういうの読みながら食べるの好き。
で、こう書いてある。
-お品書き-
鶏めし
当時は「キヨニシキ」という米を使用しておりましたが、今では栽培する農家もほとんどいない為、今回の復刻では現在も使用している「あきたまち」を使用致しました。
製法・調味料は今も変わりませんが、時代に合わせ味を調整しており、現在の鶏めしに比べ、だいぶ甘味が抑えられた昔懐かしい素朴な味をご賞味下さい。
鶏肉の甘辛煮
国産鶏肉を使用し、当時から変わらぬ製法で甘辛く味付けされた鶏肉となっております。
ホタテの甘露煮
青森県むっ湾産を使用し、当時の味付けを知る従業員(勤銃四七年)が、当時の味付けを思い出しながら納得いくまで何度も作り直し復刻にこだわった一品です。
いそあげ(蒲鉾)
[鶏樽めし]で使用していた蒲鉾は秋田市にある宮城屋蒲鉾店様の「いそあげ」という商品を使用しており、現在では廃盤商品となっておりました。しかしながら、復刻の企画を説明したところ、当時と変わらぬ製法・味で作ってもらう事を快諾頂きました。「いそあげ」の由来は魚肉に海苔を巻いた事で磯の香りをイメージして作られたそうです。
厚焼き玉子
過去の鶏めし弁当で人気のおかずでもあった厚焼き玉子。当時の味を思い出しながら何度も作り直し、当時の味を再現致しました。
椎茸甘露煮
昔から変わらぬ製法と素朴な味付けの椎茸甘露煮で根強い人気があります。
なら漬け
秋田県産のカタウリを使用し、昭和四十年代から変わらぬ製法で漬け込んだこだわりのなら漬けです。
栗の甘露煮
昔から変わらぬ栗の甘露煮。鶏めしに彩りを加えております。
紅生姜
国産の紅生姜を昔ながらの製法で味付けしたものとなっております。
おてふき・箸
おてふきは昔懐かしいデザインをそのままに、箸袋も当時の記憶をたどり作成致しました。現在の花善では、秋田県産の杉箸を使用しておりますが、復刻にこだわり当時使用していた樺材の箸を使用し、細部にわたって忠実に再現致しました。
以上、とのことである。
紅ショウガまで解説のあるのって、珍しいよね。
なんか、地酒の蔵元の杜氏の話しみたいだな、って思いました。
勿論、復刻についての解説も有り、です。
「鶏めし」について -
【鶏樽めし】とは、昭和45年~51年頃に販売されていた駅弁でお客様から大変ご好評頂いておりました。
ところがその頃、容器を作る金型が壊れてレまい、当時の花善には資金的な余裕もなく苦渋の決断で販売を取りやめた商品です。
当時を知るお客様には古き良き時代を懐かしみ当時を思い出して頂き、当時を知らないお客様には、花善の鶏めしの歴史を知って頂きたいという思いが込められております。
「掛紙」について
掛紙は当時使用されていた物を一部修正し作成致しました。
掛紙のデザインは秋田県と青森県の県境にある「矢立峠」をイメージしたものと考えられ、掛紙中央にいる鶏は、昭和17年に国の天然記念物に指定された「比内鶏」、毎年8月16日に大館で行われる「大文字まっり」の「大」の字が山の部分に描かれ、さらに、当時と変わらずクラフト紙に印刷することで時代を感じさせるものとなっております。
「容器」について
今回の復刻にあたり、容器の樽は花善の倉庫から見つかりましたが、蓋に関しては見つける事が出きず、花善の従業員や元従業員などに聞いてまわりましたが、見つけだす事が出来ませんでした。
最後の望みをかけて、新聞広告に【鶏樽めし】の蓋を探していると掲載した所、当日中に多数のお客様から持っているとの連絡を頂き、それをお借りする事で、当時の色や形を出来る限り忠実に再現致しました。
とりあます。
掛け紙、雰囲気、あるのよね~
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