北上の産業観光
2009.12.30 |Category …北上で、…
花巻市の親子づれであった。
工場を見せる、それを観光と言う時代である。
産業観光という言葉がある。
産業文化財や産業製品を通して、ものづくりに振れ、それに関わった人々の心に振れることる事を目的とする観光である。
岩手県内でも、産業遺跡を中心にした観光を検討している地域はある。
が、また出来上がっていない。
秋田県には2つある。
1300年の歴史を誇る尾去沢鉱山 http://www.osarizawa.jp/
1905年に建設された小坂鉱山事務所 http://www.town.kosaka.akita.jp/jimusho/jimusho.htm
北上には、そういうものはない。
ないが、市は『北上市のものづくり観光』というパンフレット?を作成した。
PDF文書ファイル(3.1MB)
市内の工場を活用して産業観光ルートを整備した、ということのようだ。
参加は7社。
これらは史跡でもないし文化でもない。
何が観光としてのポイントなのか、これは分かりやすく伝えなければならないと思う。
しかし、それが無い、残念である。
馬検場が残っていればなぁ。。。。。
軽便鉄道の何かが残ってればなぁ。。。。
黒沢尻電気の何かが。。。。
企業が工場に観光要素を付加してくれれば、市としては出費は少なくて済む。
しかしそれは企業の勝手で行うから、市として観光産業へと結び付けられるかは別問題だ。
まずは既存の施設で整備したとして、今後の市の展開に期待。
これに、もの作りをくっつけたら?
最近は体験旅行やら学習旅行やらが、旅行会社のプランにもなっているようですし。