明治中ごろの郵便事情
2009.04.26 |Category …北上の郵便で、...
これによると陸中黒澤尻から出した明治23年4月18日ロ便の郵便が、東京に2日後に届いていることになりなます。
便号の時間帯が私には分からないので何とも言えませんが、このほかに東京から花巻までの郵便があり、それを見ると、明治23年2月23日ヲ便が26日イ便で届いています。
これだと3日かかっています。
当時東京はワ便までの13便あったそうなので、ヲ便は遅い扱いだったのでしょう。
そして花巻にイ便ということは、その日の一番便ということでしょうから、遅く出したから3日かかった、というこになるのではないでしょうか。
当時、東京-北上間は2日で郵便が届いたということ、なんでしょうね。
結構速いような印象です。
配達局に届いてから各家に配達されるまでは、どれくらいあったんでしょう?
この郵便は黒澤尻から花巻まで。(「陸前花巻」の字が読みにくいですが、封書の住所が花巻になっている)
一日で届いてますね。
早い。
もっと早いと思ったのはこれ。
なんと北上-仙台(陸前仙臺)が一日である。
そんなもんで届いたんですかね、当時。
それと、この3つの丸一印の消印の年号と枠の太さとインクの色を比較すると、都会と地元の差も感じられて面白みがありますね。
別に珍しいものではありませんが、自分の住んでいる場所となると、感慨も覚えるわけで。