ワンタン、チャーシュー、単品で。
2009.11.12 |Category …ぶつぶつ・・・
で、思い出した。
何年も前だが、盛岡の食堂で、ワンタン麺のつもり「ワンタン」と頼んだら、ワンタンのみが出てきた。
店員のおばちゃんが壁際で怪訝そうな顔をしたのが気になっていたが、こういう意味だったか。
でもそのワンタンを食べながら店内を見回していると、「ワンタン」というメニューがあることに気がついた。
だったら自分の注文は正しいわけで、何であんな顔をしたんだよ、ったく、と思いつつ平然と食べたことを思い出した。
もっとも内心は平然としてはいなかったけど。
で、さらに思い出し。
東京駅の構内でも同じような失態をしたことを思い出した。
これまた、チャーシュー麺のつもりで「チャーシュー」と言ったら、店員のお兄ちゃんがやっぱり怪訝そうな顔をしながら、「他にはありませんか」と聞いた。
チャーシュー麺一杯食べれば十分だから「結構です」と答えると更に様子が変。
そのうち出てきたのが、小皿に乗ったチャーシュー。
当然、それのみ。
やってもーたぁー、と思いつつ、平然な顔してパクパク。
絶対変人と思われていると、ドキドキしながら、一応確認のつもりでメニューを見たが、チャーシューのみなんてメニューない。
だったら「ありません」と断るとか、チャーシュー××のことでしょうかとか、気を遣えよ、この。
ところが、メニューにないものを頼んで、それを肴にビールを飲もうとしているおっちゃんを発見するするに至って、すべてを理解したのであった。
きっとチャーシューを単品で頼む奴がいるんだ。
(それにしてもチャーシュー単品一品のみなんて客はいないだろ?)
チャーシューは旨かったけど、一点だけ見据えてさっさと店を出た。
とはいえ、それじゃ昼飯には足りなので、別の店に入ってそばを食べた、という記憶があったっけよ。