わっかビール
2008.12.28 |Category …北上で、…
http://www.iwatetabi.jp/product/detail/taste/289.html
これだから、ブツブツブツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2005年の夏ごろ廃業。でも探してみると、ネット上にはまだ残っている。悲しい・・・。
画像入り http://www.citydo.com/sake/beer/002.html
http://www.din.or.jp/~seva/jibeer/kitakamip.html
私はヴァイツェンが好きでした。日本のメジャーなビールは薄味の苦みばっかりで、確かにそれぞれ旨い不味いはあるけれど、微妙な舌を持っていない私には、どれもこれもどんぐりの背比べで、一緒。抜きん出た特徴が無くて、おもしろくありません。そういう意味では地ビールは面白いと思うし、わっかビールは好きでした。それなのに・・・・。
ブラウハウス北上わっか園 http://homepage1.nifty.com/VZG05000/beerguide/kitakami.htm
こいつが問題だ。オープン当日の日中に私はこの店に行っている。内装はまだ完ぺきではなく、一部で工事をしていた。
今でもよく覚えている事がある。店に入ると、ここで待ての案内板。しかし誰も案内に来ない。待ち切れず入っていくと同時くらいに店員が近づいてきたが、どうしてよいのかわからない様子に見えた。
ビールとソーセージ?を注文し、出て来るまでの間、店内を見渡していた。内装が間に合わなかったことも、ウエイトレスが不慣れなことも、まぁまぁとして、店内で怒鳴っているオヤジがいたのだ。
どうやら、工事の遅れに憤慨? しているような印象なのだが、同伴の友人に聞くと、どうやら社長らしい。客が店内にいるのに、あーいー態度をとっているとは、一体全体どういうことだ。私は非常に気分が悪かったのである。
ビールもソーセージも良かったが、駄目だ、この店絶対に潰れる、そう思った。
で、実際に経営困難でつぶれた。確か途中で社長交代もあったように記憶している。潰れた理由と私の印象との間に何の関係もないかもしれないだろうけど、あ、やっぱり、と思ったものだった。
非常に残念である。ドイツまでいって修行してきた人たちは、いま、どうしているんでしょ。もう一度、なんとか復活できないものでしょうか。
大体にしてビールの価格が高い。価格はどうしようもないかもしれないが、ビールで赤字を出しても、それを埋め合わせるような「何か」仕掛けが必要だったのではないか。地ビールの価格を下げることなんか無理なことは誰もがわかっていたことじゃないのか。そして高ければ誰も買わないことも分かっていたのではないか。
地ビールを中心とした、全体としての収益モデルをきちんと構築してなかったのではないか、それができなかった事が敗因ではないのか、と、素人は考えるのだが。
あぁ、わっかビールよ、もう一度!!!!