「農業人気に乗ろう!担い手確保のチャンスに JA茨城」という記事がった。
雇用の受け皿として農業を見直す動きが広がり、農業の担い手確保への追い風になると期待。理想と現実のギャップを埋める“農業実地研修の場”を提供する。農家出身以外の人が農業を始めるには想像以上にハードルが高いため。独立には2~3年の就農経験が必要とされる。
“農業研修の場”とは、集荷場や農家の求人ニーズを積極的に掘り起こし、農繁、農閑期や天候に左右される求人ニーズを把握し、就農希望者や失業者を派遣するシステムの事。
というのであった。これって、OJT的な職業訓練校みたいなもの、とも受け取った。それで、ふと。
「市民大学的農業大学」というのはどう?
北上市では市民大学を行っている。これは座学が主で、せいぜい見学会がある程度?で、実習は伴わない(確か)。その市民大学で農業大学をやるってのは、どうでしょ?農学系大学や学部の先生を招いて講義をするだけでなく、農家やJAから農作の専門家を呼んで、実際に農作業をやってみるっていうのは?
市民農園みたいな事って、やってなかったっけ?これと市民大学をくっつけたようなものかな。
卒業生には休耕地と空き家を提供して、農業に従事してもらう。実際に喰う事を目的にするから、単位も学位も不要。だから文科省の認可も必要ない。そのかわりお金はない。
座学は市の生涯学習予算から出してもらい、実習のみは実費を払ったもらう。だから若干の学費は必要になるが、払えないなら働いて返してもらう。土地や家屋も、そのまま所有したいなら農業をして返済してもらう。
てのは、どう?
もちろん、農業を継続し収入を得るためのバックアップは継続する必要はあるだろうけど。
[0回]
PR