【お酒】 月の輪酒造 滓酒
2010.05.29 |Category …ぶつぶつ・・・
飲み方が分からなくて参りました。
どうしてか。
の、前に、このお酒について。
http://foodios.com/sizenshu/tsukinowa/orizake.htm
に”蔵元様より”として、このお酒の解説があります。
その解説によれば、滓(おり)とは、できあがったモロミを搾るときに、旧来の槽掛けという手法で搾ると、あらばしり、中垂れ、攻めという部分が出るのだそうですが、これをタンクにひとまとめにして置いたときにできる沈殿物のことを言うのだそうです(解説の読み方、間違ってますねかね)。
この沈殿物にはコメのエキス分が非常に多く、これを滓酒として、滓タンクに取っておき、タンクが満タンになって時点で瓶詰めしているのだそうです、月の輪さんでは。
そのため滓酒にはいろんな種類の滓が混ざっているのですが、それゆえに複雑美味を醸し出し、普通に飽きた呑み助には堪らないのだそうです。
滓は機械搾りからは出ないので、手作業で搾っているという証拠でもあるんでしょうね。
また成分は毎年違うそうですから、そこがまたファンには良いのかもしれません。
で。
しれませんが、私には、う~でした。
ま、私は呑み助ではないですし、酒の味も分かりません。
ただ日本酒の少量多品種さ、限定品が必然的に多くなる背景、杜氏の意気込み、などなどが好きで日本酒ファンに最近なったわけで。
(直接的には松島のむとう屋さんを知ってからです)
デ、なぜ、う~、かと言えば、
滓、多すぎでしょ!
上の済んだところは、ものすごくすっきりしていて、とても美味しかったです。
(といっても、実際に飲んだのは結構前のことで、すっかり忘れているのが本当のところですが)
で、途中から滓を混ぜて飲んだのですが・・・・
これが、キツクテたまらん!
アルコールがキツイのではなく(アルコール度は18.5)、どろっと感と味が・・・・
う~。
で、結局最後まで飲みきれませんでした。
で、で、ある日ある酒屋さんで滓酒を見つけたので、店の人にどうやって飲むお酒なのか聞いてみました。
(私が滓酒を買った店ではないのですが、ごめんね)
そしたら、そのお店の人も分からないのですが、ある顧客が言うには、というのを教えていただきました。
最初に上澄みをあけて底の滓を飲む。
(上澄みを他の容器に移すっていうこと?)
次に混ぜて飲み、最後に澄んだところを飲む。
三度味わえる!
なんだそうです。
う~、そうですか。
月の輪酒造さん
http://www.tsukinowa-iwate.com/