駅弁 啄木弁当
2013.02.11 |Category …ぶつぶつ・・・
NRE 地産地消工房 いわて故郷雑穀ヘルシー弁当 啄木弁当 1000円
啄木の『一握の砂』発刊100年記念駅弁。
啄木の歌一首、『ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな』
国内生産量日本一という『岩手県産雑穀』使用のお弁当。
掛け紙を取ると、現れた弁当箱の素敵な事よ。
千代紙を貼り合わせて様なデザインに歌が書かれている。
二段になっていて、下がご飯である。
箱の歌の解説も欲しかったな。
多くの人は読めないでしょ?
読むことは無い、デザインの要素の一つ、なのかもしれないが、普通なら啄木の歌だと思うじゃないですか、啄木弁当なんだから。
(啄木の歌じゃ無ければ興醒めするからなぁ・・・)
中身はこんな感じ。
お品書きが付いていたので、まずはお品書きを紹介。
--------- お品書き ----------
一、三陸産鮭の西京焼
一、岩手県産いわいどりつくね
一、岩手和牛煮 しめじ添え
一、盛岡冷麺 カクテキ添え
一、煮物
一口鰊、岩手県産山菜
岩手県産凍み大根
一、香の物
一、岩手県産十二穀とりめし
(鶏照焼、細竹、みょうが甘酢漬)
左上から見ていくと、鮭の西京焼き、味薄いな。。。
その上に蟹型に抜いた人参の煮物で、白浜で戯れた蟹をイメージ、ですかね、人参の味は良し。
蟹の左横がウドで、その隣か鶏のつくね。
その右隣が煮物で、蕗、細竹、凍み大根、鰊。
鰊の柔らかさは良かったが、凍み大根はもっと繊維感が欲しかった、わたし的には。
味は素朴で岩手県らしくか。
下の左枠は冷麺で、上に乗っているのはカクテキ(大根のキムチ)、横のボトルは冷麺スープ。
スープを掛けて麺をほぐし食すのであるが、麺が固まってほぐし難かった。
9時製造の弁当で、食べたのが19時過ぎだったから、それは致し方ないか。
麺もボロっと感があったが、その為か。
右下の枠は牛煮で、上にシメジ。
牛煮としては普通か。
十二穀を考えれば、牛煮だけ飛び抜けて美味しくするわけには・・・いかないなぁ、なんてことを勝手に思いながら食す。
ご飯は十二穀。
たかきび、アラマンサス、大麦、もちあわ、発芽巨大胚芽玄米、黒千石大豆、胚芽黒玄米、はと麦、うるちひえ、うるちあわ、いなきび、発芽赤玄米。
ご飯のアップ画像で、どれだけ分かるでしょ?
新幹線の中でゆっくり食べるなら、十二穀の能書きが欲しかったなぁ、と思う。
で、ご飯の上には
鶏の鶏焼きと細竹の煮物、ミョウガの甘酢漬け。
照焼が旨!かったです。
照焼に間違いは無いか・・・?
ま、旨かったんですが、NREのHPの紹介画像の鶏肉とは大違い。
↓画像に直接リンク
業者のHPの画像なんか、あくまでもイメージだということは百も承知、千も合点だが、肉は相当大きいし照焼にも見えない・・・
凍み大根も、こんな大きいのは入ってないぞ。
まぁ、いいけど、と、ぶつぶつ。
で、で、十二穀の能書きは無いけど、十二穀の種類は掛け紙に載っている。
が、これがべったりシールで見えなくなっていた。
それはいかんだろう!!!
と、心の中で大叫び。
が、反対側にも記載があったわけで。。。
ま、当たり前だよな。。。
いろんな意味で、大変楽しめた弁当でした。
最後に、ウドとミョウガは、マジ勘弁・・・・
(いい年こいて、情けないが・・・・・・・・。)