駅弁 東北六県夏祭り弁当
2013.08.19 |Category …ぶつぶつ・・・
仙台のこばやし製造 東北六県夏祭り弁当 1050円
お品書き
青森県
◆帆立の照り焼き
◆いかの酒蒸し
◆椎茸の肉詰め
岩手県
◆わかめ甘辛炒め
◆鮭ほぐし
◆さんまの香味揚げ
秋田県
◆とんぶりと野菜の甘酢漬け
◆きりたんぽの艶焼き
◆いぶりかっこ
宮城県
◆白石温麺のサラダ
◆小茄子の煮浸し
◆笹かまぼこ
◆豚肉の仙台味噌焼き
◆環境保全米ひとめぼれ
◆梅干し
山形県
◆牛肉と野菜の炊き合わせ
福島県
◆若鶏の甘辛焼き
◆厚焼玉子
◆ぶどう
お品書きを見て、う~ん、岩手はこれか・・・・
仙台での企画だから・・・
山形は一種か・・・
白石温麺の「温麺」は「おんめん」って読んじゃうぞ、岩手県人は。
宮城県人なら「うーめん」て、ちゃんと読むだろうけど。
「おんめん」は冷麺の暖かいバージョン、「うーめん」は素麺。
北上には黄金製麺の温辛麺がある。
これ、結構いけると思うんだが。
冷麺も全国区になり、昔みたいに「冷麺」と言って「冷風麺」が出てくることは、もはや無い。
と、願う。
さて、弁当内の升の配置だが、6升ある。
とはいえ、各県一升が与えられているわけではない。
左上から見てみると、椎茸の肉詰め(青森)、笹蒲鉾(宮城)、帆立の照焼(青森)。
右に行って、さんまの香味揚げ(岩手)、いかの酒蒸し(青森)、イカの下には鮭ほぐし(岩手)とワカメの甘辛炒め(岩手県)が一品の如く在る。
さらに右に行って、とんぶりと野菜の甘酢漬け(秋田)、いぶりがっこ(秋田)、きりたんぽの艶焼き(秋田)で、ここは秋田ゾーンだ。
下の左側に行って、若鶏の甘辛焼き(福島)、ぶどう(福島)、厚焼玉子(福島)で、ここも一県のみの福島ゾーン。
右に行って、白石温麺(宮城)、豚肉の仙台味噌焼き(宮城)、小茄子の煮浸し(宮城)の宮城ゾーン。
最後の右へ行って、牛肉と野菜の炊き合わせのみで、山形ゾーン。
結局、なんだ、青森が宮城に、岩手が青森に侵食されているだけか。
笹かまとイカを入れ替えれば、青森ゾーンが出来るし、笹かまを宮城ゾーンに移せば岩手ゾーンもできるにのに。
何でそうしなかったのか。
笹かまと温麺の白が重なるのを嫌ったか。
それとも・・・
岩手の地味さを白で隠したかったか・・・。
なんか、なぁ。
掛け紙の明るさに比べて、弁当の暗い事よ。
(岩手の扱いが気に入らないだけか?、オレ)
ただ、新聞発表の画像では、各県升内に盛りだくさんにも見えるのだが、私の買った弁当は、底が見え過ぎ。
でもって、イカも笹かまも、自分の県のゾーンに居るじゃん。
6升、各県別になっているじゃん。
http://sendai.keizai.biz/headline/photo/961/
昭和12年 岩手縣 列車・電車・船舶・汽動車 便覧 より 釜石鉄道
2013.08.14 |Category …ぶつぶつ・・・
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釜石鉄道は釜石鉱山鉄道のこと。
ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%9C%E7%9F%B3%E9%89%B1%E5%B1%B1%E9%89%84%E9%81%93に、
「日本で3番目の鉄道路線として開業したものの僅か3年で廃止され、その後馬車鉄道として復活し後に蒸気運転に切り替えられ、何度も経営母体が変わってその過程で旅客扱いをするようになり、さらには並行して国鉄釜石線が開通してその旅客扱いが廃止されるなど、複雑な経緯をたどっている。」
と、書かれているとおり、複雑で読んでもよく分からん。
ただ、大正11年当時2往復、昭和16年当時5往復半と書かれており、上の昭和12年の時刻表では3往復になっている。
昭和12年 岩手縣 列車・電車・船舶・汽動車 便覧 より 山田線
2013.08.14 |Category …ぶつぶつ・・・
昭和12年 岩手縣 列車・電車・船舶・汽動車 便覧 より 釜石線
2013.08.14 |Category …ぶつぶつ・・・
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この時期の釜石線は花巻-仙人峠間の運行。
東行、西行、ってのが、時代を醸し出しているなぁ~。
上り下りより分かり易いし。
岩手軽便鉄道が敷設した鉄道で、この時刻表の前年の昭和11年に国が買収して国有化した。
その時に釜石線と呼ばれるようになったが、まだ「釜石線」としては、まだ半分。
昭和19年に釜石-陸中大橋間が開業したのち、昭和25年に足ヶ瀬-陸中大橋間が開業して全通するまで、釜石西線と呼ばれる。
鳥谷ヶ崎駅は昭和18年廃止。
花巻-似内間の路線付け替えによる廃止で、大雑把に書くと、今の釜石線はイトーヨーカドーの北側を走っているが、昭和12年当時はイトーヨーカドーの南側に線路があった。
あまりにも大雑把すぎる書き方だが。
矢澤駅は、昭和60年に東北新幹線新花巻駅の場所に移転・改称。
関口駅と仙人峠駅は、昭和25年に足ヶ瀬-仙人峠間が廃止されたときに廃駅となる。