駅弁 越路弁当幕の内(新潟)
2017.10.01 |Category …ぶつぶつ・・・
越路弁当 幕の内 890円
長岡の池田屋製造 8月28日購入
確か改札を出て正面の屋台みたいな駅弁屋があり、そこで購入。
なんとなく長岡駅のコンビニで買ったような、気がしなくも無いが。。。
なんか、ふつーの弁当でした。
駅弁ぽさもないが。
ほんとに、フタの裏に越後路の地図がなければ、配置の変わったコンビニ弁当。
手前の、横に赤いのは箸袋。
箸が、こういうふうに入ってるのねー。
ご飯の上には胡麻と梅干し。
総菜は上から、昆布巻き、しば漬け、卵焼き、かまぼこ。
下の段はエビ焼売、右に山菜の醤油煮、薩摩揚げ、その左側に椎茸煮。
ヒジキ煮、下に牛肉の醤油煮、その右に煮豆(ひよこ豆?)。
卵焼きの上は塩鮭のはずなんだが、色的に塩鮭に見えない。。。
元画像を拡大してみて、ようやく確認できたが、舌の記憶では焼き鮭っぽさがなかった。。。
駅弁 海鮮たらば蟹弁当(北海道)
2017.10.01 |Category …ぶつぶつ・・・
海鮮たらば蟹弁当 1180円
北海道日高郡新ひだか町静内本町 西谷幸夫(西谷辨當店)販売
2017年8月30日購入
私の大好きな「駅弁資料館」が駅弁大会でしか買えない疑義駅弁の製造元としている駅弁屋。
掛け紙には「静内駅 西谷辨當店」とあるが、過去、色々と物議を醸したらしい。
が、少なくても、この海鮮たらば蟹辨当は大宮駅で購入したので、間違いなく駅弁ですけど。
ま、大宮駅だから北海道ではないし、北海道で売っているかどうか、ましてや静内駅で売っているかどうかも私には分からないけど。。。
見ての通り。
弁当のサイズは小さいです。
掛け紙の幅で13.6㎝なので。
右にたらば蟹のフレークを甘酢漬けにしたもの。
いくらは醤油漬け。
ガリの上側にチョロッと見える黄色っぽいのは錦糸玉子。
ガリの下敷きになってるのはワカメで、味、付いていた。
ご飯は酢飯。
特に驚きは無いが、普通に美味しいです。
【駅弁】 政宗公御膳(宮城)
2017.08.17 |Category …ぶつぶつ・・・
生誕四百五十年記念 政宗公御膳 1200円
NRE仙台 製造
言うまでも無い仙台藩主であった伊達政宗の生誕450年を記念した駅弁。
市民団体「政宗ワールドプロジェクト」とNRE仙台支店が共同で企画開発。
弁当の仕切りで伊達家家紋の一つ「九曜」を表現。
中の曜にはご飯、周囲の曜には政宗ゆかりの地からの9品目を並べている。
周りは8曜なので8品目で良いんじゃないか。
真ん中の1曜を半分に割っちゃぁ駄目でしょ。
とか、思うんだが、ま、それはそれで。
正直、これといって味の印象が無い。。。
ゴメン。
おかずが多すぎる為か、印象同士で相殺してしまったような。。。
ま、自分の舌と脳がバカなだけ。
仕方ないので、内容だけお品書きに沿って記録しておこっと。
真ん中は、はらこ飯と白飯。
私が撮影した画像では、はらこ飯が白くなっているが、ホントは薄茶色になっている。
鮭の煮汁で炊いたはらこ飯は色が付き、宮城県亘理町の郷土料理だそうだ。
つまり亘理伊達家の縁の品。
他の地域のはらこ飯は炊き込みでは無いので白飯であることが多いそうな。
下段の白飯に載っているのは梅干し。
なお、お品書きでははらこ飯と白飯を9品目として挙げているが、個人的には認めん。
ま、そういうこっちゃないが。
その他、上から時計回りに、お品書きの情報を元に勝手に色々勝手に推理。
①鮭の仙台味噌焼き
仙台味噌焼きだから縁の味、ではない。
塩引きにした鮭の腹の中に塩漬けにした卵を籠めた、子籠鮭(こごもりざけ)というものがあり、仙台藩から将軍家へ献上されていたことからの鮭であり、これを仙台味噌で焼いた。
子籠鮭の方が良かったと思うが、まずは復活、伝承。
あ~、そもそも大きすぎで駅弁には入らないか。
②帆立のかぴたん漬け
亘理伊達家14代当主が開拓して今に至った北海道伊達市は「ホタテ貝の養殖」が水産業の代名詞だそうだ。
だから帆立を採用したのだろう。
南蛮漬けではなく、かぴたん漬けとしたのは、よく分からん。
「かぴたん」とは「キャプテン」のこととお品書きには書かれているが、それでは意味が分かんないのではないかな。
南蛮貿易の商館長のことを「かぴたん」と言ったそうだ。
ポルトガル語なそうだが、スペイン語でも「かぴたん」なそうだ。支倉を派遣したスペインを意識して、「南蛮漬け」ではなく「かぴたん漬け」としたか。
③牛肉の野菜巻
日本の料理書で初めて牛肉料理が登場したのは仙台藩の料理書なそうだ。
となりゃ、牛肉使えば文句なし。
さて、最初に登場したのは、どういう料理だったのか。
④いか人参
福島県北部の郷土料理。
北部には伊達郡あり。
そこは伊達家発祥の地。
江戸時代、ここに松前藩が国替えした梁川藩があり、その時覚えたいか人参を再び松前に戻ったときに作った発展系が松前漬けだとの説があるようだ。
⑤チョコレート菓子・ずんだ白玉団子
これは食後のデザートとして1品目カウントみたいだけど、2品目だよね。
⑤-1、チョコレートを初めて食した日本人が支倉常長とのこと。
お品書きにも「食す」と書いている。
これは故意か。
チョコレートがチョコレートになったのは、つまり固形になって「食べる」ようになったのは、19世紀半ば。
支倉はスペインで口にしたといわれているが、慶長遣欧使節が行ったのは17世紀初頭。
まだ飲む時代。
しかし「食す」は「飲む」「食う」の尊敬語であるから、「飲んだ」となれば、正解なのか?
⑤-2、ずんだ白玉団子はずんだ餅の代わりか。
ずんだ餅は仙台藩郷土料理。
「ずんだ」は枝豆のことではなく、つぶした枝豆のこと。
「豆打」の転訛とも言われているから。
政宗は出陣の際、枝豆を陣太刀でつぶして食したとのこと。
⑥じゃこ天・岩出山凍み豆腐の煮物
煮物として1品目だが、それぞれの素材が別々の縁の地のものだから、これも2品だな。
⑥-1、じゃこ天は宇和島じゃこ天。
宇和島は伊予宇和島藩で、初代藩主は政宗長男の秀宗。
じゃこ天は、その秀宗が始めたとも。
⑥-2、岩出山は、もと岩手沢と言われ、岩出沢城に政宗が入った際に岩出山と改名。
仙台城に入るまでの12年間、政宗の拠点となった地である。
凍豆腐は、その岩出山の伝統食。
ただ、岩出山で凍豆腐が元々の製法を元にアレンジして誕生したのは、政宗の没後200年くらい経ってからみたいだが。。。
⑦豆腐田楽
豆腐の素材がポイント。
シロメダイズを使用。
でも、シロメダイズは宮城でも作ってるんだけどな。
留守伊達家、もしくは水沢伊達家の所領である水沢藩から、なんかないか、と探し出したのがシロメダイズか?
でも、お品書きには水沢産ではなく、岩手産と書かれている。
無理矢理参加された感が強いな。
幕末に水沢領は仙台藩から没収されるし、水沢伊達氏は仙台藩の士族籍を得られなかったし、北海道に移住した際には最後の藩主は仙台に残るし。。。。
まぁ、いいか。
⑧スパニッシュオムレツ
支倉をスペインに出したから。
この一点、でも大きな一点。
さらに支倉が米沢出身でることも背景に絡め、この1品に政宗の最後の夢と最初の米沢を任せた。
歴史を担わせるためにスペインの伝統食を持ってきたのか。
ただな~、スパニッシュオムレツが初めて作られたのは1798年とのこと。
政宗没後160年。
う~ん。
⑨は、真ん中のご飯。
以上。
【駅弁】 牡蠣と炙り煮あなご弁当(宮城)
2017.08.16 |Category …ぶつぶつ・・・
牡蠣と炙り煮あなご弁当 1100円
こばやし製造
仙台駅にて購入(2017.7.30)
掛け紙に写真が載っていないのは正解。
私みたいに、かっちゃいるが、ついつい見物と写真を比較して文句言いたくなる輩がいるから。
でも、見ちゃう。
こばやしのHPの画像と比べると、どれもこれも小さい。
牡蠣が小さいのは予想しやすいことだが、卵焼きも紅大根も小さいとは。。。
でもね。
牡蠣の香りが、あ~、いいね。
ぷりっとしてて食感もよかったっす。
ご飯は味付け。
米も牡蠣も穴子も宮城県産。
掛け紙には、
状うなぎに似て
脇に小白星一条あり
炙(あぶり)食ふ時は
鰻に伯仲ず。
とある。
これ、誰か有名人の文章だろうか。
読めません。
「炙」にふりがなを付けるなら、他にもふりがなを付けて欲しい。。。
[かたち]うなぎに似て
脇に[ちいさき・しらほし・ひとすじ]あり
炙[くらう]時は
鰻に[おとら]ず
とか、読むんでしょうか。
弁当の中身より、こっちの方が気になってしょうがない弁当だった。
あ、紅大根、ちょっと堅くね?
ところで、どうして、弁当箱が黒いんだ。。。
【駅弁】 うなぎまぶし(宮城)
2017.08.16 |Category …ぶつぶつ・・・
うなぎまぶし 1100円
こばやし製造
仙台駅で購入(2017.7.30)
フタ開けて、やっぱり掛け紙の写真と比較してしまう。
ウナギ、少な!
しかしなから、何より失敗したのは、掛け紙を先に読まなかったこと。
掛け紙には、
鰻のかば焼きを細かく刻み、
たれで炊き込んだご飯の上に
のせたものなり。
食するときに混ぜ合わせれば、
なお旨し。
と、一口メモらしき文章あり。
全然かき混ぜずに食してしまったじゃないか。
う゛~。
しかし、そもそも、かき混ぜられるような余裕のある器じゃないし。
かき混ぜろというなら、色味に載せたであろう半切りのサヤエンドウが、なんか意味なし。
しかも、サヤエンドウは「付け合わせ」としか載っていない。
錦糸卵で見えないが、ご飯はウナギのたれご飯なので色が付いている。
少々堅めか?
宮城県産ひとめぼれと原材料名に書かれている。
あとは甘酢生姜。
見た通りのシンプルな駅弁。
全体に薄味かも知れないが美味しい。
混ぜ合わせに気付かなかった悔しさでいうと、今ひとつ「おおっ!」というのがない。